TCRは、使用済み自動車のリサイクル事業活動を通じて、地球環境の保全と資源の有効活用という社会的責務を果たすとともに、ユーザーへの良質なリサイクル部品の安定かつ継続的な供給に努めています。また、2005年1月に施行された自動車リサイクル法を遵守し、資源の有効利用を促進する循環型社会の実現を目指しています。

使用済み自動車の再利用と回収資源の有効活用

限りある資源を有効に活用していくためには、可能な限りリユース・リサイクルを行っていくことが必要となります。そこでTCRは、適正処理技術による自動車部品の再活用や回収資源の有効利用を図る事業活動を推進してまいります。

自動車リサイクル法の遵守と新たな課題への対応

自動車リサイクル法に定められた指定三品目（フロン・エアバック・ＡＳＲ）の適正処理はもちろんのこと、リユース部品活用の推進、貴金属・レアメタル回収等の自動車リサイクルの高度化を目指します。
また、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池自動車等の次世代自動車の普及が拡大しており、その安全かつ適切な処理が求められるとともに、素材の多様化にも対応していかなければなりません。

適正処理ネットワーク拡大への取り組み

自動車リサイクルの高度化は、専門技術や設備を有する企業間の処理ネットワークのもとに運用されて、初めて実現できます。TCRは、あらゆるリサイクルニーズに応えるべく、処理技術の開発に加え、使用済み自動車の適正処理とリサイクルシステムのバリューネットワークを全国に展開・発展させています。